母親を待つノウサギの仔

母親を待つノウサギの仔

車庫の裏にノウサギの仔がいたので、少し離れた場所から迷彩テントの中に入って、しばらく観察しました。何故、日中に建物の脇の開けた場所にいたのかは不明です。自然・風景 mylist/65301634 (6月22日夕方。残念ながら、この仔の死体を確認。食べられた後でした。死体はこの仔がいた場所とほぼ同じ。もともと食べられる確率が高い動物なので、生き残る事は難しいと分かってはいました。ここで死んでいたのは、母ノウサギが、この開けた場所を仔ウサギが待つ場所として選んだからでしょう。故に、捕食される確率は通常の藪の中よりもかなり高く、はっきり言えば、確実に食べられる場所にいたと言えます。もし私がこの日の夕方、この場所に行かなければ、死体は完全に食べられ、次の日には無くなって、気付かなかったと思います。もしかしたら母ノウサギは、この仔と同時期にもう1匹仔を産んでいるか、そうでなくても次の繁殖は可能なので、次はその命が繋がれば良いなと思います。)(なお、死体は近くの別の隠れた場所に移しましたが、数十分後もう一度見に行くと、死体は無くなっていました。つまり、私がいる間、それを見ていた捕食動物がいたという事です。そして、それは当然人馴れした動物であり、野生の捕食者なら、獲物を諦め逃げていたか、私が去った後、かなり時間をおいて安全を確認してから獲物を持っていくはずです。これらの事から、夕方である事も加え、捕食者、若しくは殺した動物の正体は、カラスか中型の猛禽類、人家周辺も縄張りにしているアナグマ、タヌキ、猫の可能性が高いでしょう。)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40614372