幅広い世代で楽しめる! 3年ぶり開催「東京おもちゃショー」

幅広い世代で楽しめる! 3年ぶり開催「東京おもちゃショー」

 家族で「おうち時間」を楽しめる最新のおもちゃが集まりました。国内最大規模というおもちゃの見本市が東京・江東区の東京ビッグサイトで6月16日開幕し、今の時代を反映した最新のおもちゃ2万点が一堂に会しました。 日本玩具協会によりますと2021年度の国内のおもちゃ市場規模は8946億円と過去最高を記録しました。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった「東京おもちゃショー」には国内外からおよそ2万点の最新のおもちゃが集結しています。 事前に決められた台本を収録することでAIがそっくりな音声を合成し、日本や世界の童話などを話してくれるというスピーカータイプのおもちゃも展示されています。これなら、仕事などで忙しいお父さんやお母さんとそっくりな声で読み聞かせができます。さらにTikTokiと連動した日本初のおもちゃ「ムゲンヨーヨー」など、きらびやかな最新のおもちゃが並びます。そんな中、一面真っ白というジグソーパズルも出品されています。宇宙飛行士の選抜試験で採用されたというパズルを再現したもので、集中力と冷静さが求められ、完成させれば“究極の達成感”が味わえます。 新たな商品が続々と生まれるおもちゃ業界はコロナ禍で「おうち時間の充実」が求められる中、ターゲットをより幅広い世代へと広げているようです。日本玩具協会の伊吹文昭専門委員は「オールターゲットということで、赤ちゃん・子ども・大人層、さらにシニア層まで全ての年齢層を対象に求められる商品を開発していくことが大事。今まで見たことのなかった商品が出てくればますますおもちゃ業界も元気になって、より多くの人に笑顔も提供できると思っている」と話しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40632719