COEIROINK 有響シロ様に耳無芳一の話を読んでもらった。

COEIROINK 有響シロ様に耳無芳一の話を読んでもらった。

COEIROINK 有響シロ様に 小泉八雲 (Lafcadio Hearn)著 戸川明三訳 耳無芳一の話を読んでもらいました。COEIROINKはシロワニさんによって開発されている、AIトークソフトです。無料で使えますが、無料とは思えないほどのクオリティなのですごいです。シロワニさんによって収録された5人7種類の音声と、自作の音声モデル(MYCOEIROINK)を公開してくださっている方の音声が利用できます。収録音声数100以上が目標らしいですが、もうすぐ達成できそうな勢いなので楽しみです。COEIROINK公式ページ  https://coeiroink.com シロワニさんTwitter  https://twitter.com/shirowanisan 声のかた(間違ってたらごめんなさい)有響シロ公式サイト(鷹獅子の塒-Griffin's Nest-)  https://hasewoalice.wixsite.com/griffins-nest 今回使用させていただいた音声はこちらのサイトで公開してくださっているMYCOEIROINKを利用させていただきました。テキストは青空文庫様より使わせていただいています。青空文庫のページ  https://www.aozora.gr.jp/ 青空文庫 耳無芳一の話のページ  https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card42927.html 耳無芳一の話は侍の怨霊に耳を取られた琵琶法師の話です。暑くなってきたので怪談なんかいいかなって思いました。改めて話を読んでみると、住職は他に類の及ばぬ様にと、わざと耳にお経を書かなかったのではという気がします。また侍は、芳一が歯向かったので耳を取ってきましたと、報告するのではないでしょうか。耳は首級を上げた侍が削ぎ取りその証拠にするものだったりします。作中の侍は、役職を全うしているだけで、そんなに悪い人ではない気がします。巧者に盲人を案内するなど、気の利く人柄が垣間見えます。住職が用意した落し所を、侍が理解して手打ちにしたようにも感じられました。そのように見ると、侍の語りは説明臭く、住職の謝罪は白々しく見えるから不思議です。もしも、すべてを隠してしまえば何が取られていたのでしょうか。もっと恐ろしい結末になっていたかもしれません。芳一にしてみれば災難な出来事でしたが、その結果として有名になっていますし、三方良しな話かもしれません。上記の人たちには無限に感謝です。ずっと遊んでられます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40643319