けものフレンズ3ニワトリフレンズストーリー_km3

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ブーツのデザインが秀逸すぎる……。1話#00:282話#07:383話#15:30ニワトリの名前は、庭にいる鳥に由来すると言われるよう、昔から身近に飼われている鳥であり、一般に売られる「たまご」はニワトリの卵です。ですので、卵を産むメスのニワトリを雛のうちに区別する必要があり、初生雛鑑別師という特別の資格をもった専門家がいます。初生雛鑑別師になるには、あまり知られていませんが、専門の養成所に25歳までに入校しなくてはなりません。資格試験も難関のため、初生雛鑑別師の資格を持った日本人は200人もいません。日本人の初生雛鑑別師は、国際的にも評価が高く、技術を競う大会では100羽の雛の雌雄を識別する時間で勝敗を決めますが、なんと98羽以上の性別が一致していないと失格とのことで、レベルの高さがわかります。ニワトリはキジ科ヤケイ属の鳥を品種改良したとされますが、元々がキジの仲間のため、一般的な白い羽と赤いトサカのニワトリ以外にも、多様な色や模様のニワトリがいます。江戸時代の画家、伊藤若沖の代表作である『群鶏図』は当時の多様なニワトリの姿が一枚の絵に生き生きと描き取られており、ニワトリ好きの人にお薦めの一枚です。また、ニワトリは意外と好戦的で、ニワトリ同士を戦わせる闘鶏が色々な国で発展しました。この名残が、ボクシングの「バンタム級」にみられます。この階級名は、インドネシアのバンタム王国由来とされる小型のニワトリの名前に因んでおり、同階級には辰吉丈一郎や井上尚弥と、日本人の強い世界チャンピオンが多く輩出されています。ちなみに私の出身高校では当時ニワトリが放し飼いにされており、校庭でお弁当を広げると、それを狙ったニワトリたちに襲いかかられてニワトリの強さを実感させられました。(外来生物学者 坂本 洋典 フォト解説より)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40697020