【高校古典を意訳】中納言参り給ひて <枕草子> 音読・内容解説|万葉授業

【高校古典を意訳】中納言参り給ひて <枕草子> 音読・内容解説|万葉授業

※この動画は2020/09/02にyoutubeにて公開したものです。 https://youtu.be/u9P9jgOP9n8 ーー□ーー□ーー枕草子『中納言参り給ひて』の内容をアニメーションで解説しています。1)「中納言参り給ひて」原文音読2)語句の解説3)意訳ーー□ーー□ーー◆インスタ: https://www.instagram.com/manyou_channel/ ◆つぶやき: https://twitter.com/Manyou_sh 【現代語訳】 中納言が参上なさって、(中宮定子様に)扇を差し上げなさるときに、「私、隆家は、すばらしい扇の骨を手に入れております。それに(紙を)張らせて(定子様に)差し上げようと思うのですが、ありふれた紙では張ることができませんので、(適した紙を)探しているのです」と申し上げなさいます。定子様が「どのようなものなのですか」とお尋ね申し上げなさると、「すべてがすばらしいのです。『全然見たこともない(すばらしい扇の)骨のようすである。』と人々は申します。まことにこのようなものは見たことがございません。」と声を大きくしておっしゃるので、「それでは、扇の骨ではなく、海月の骨のようですね」と申し上げると、「これは隆家が言ったことにしよう」といってお笑いになります。このようなことは、きまりが悪いことの中に加えてしまうべきだけれども、「一つも書き漏らしてはいけない」と周りの人々が言うので、どうしましょうか、いやどうしようもありません(ので書き記しておきます)。【動画編集】yu-can: https://twitter.com/u_canyu 【楽曲提供】花城宮 季都輝さん: https://twitter.com/Kagimiya_Itsuki 【引用・参考】新日本古典文学大系三省堂 高等学校古典B古文編[改訂版]

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40702781