けものフレンズ3ブチハイエナフレンズストーリー_km3

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わたしは ほうようりょく の ある じょせいが だいすきです1話#00:162話#08:103話#16:28ハイエナ類は哺乳類の肉食目の動物で、鼻面が長くイヌとよく似た外見です。しかし、イヌ科とは異なったハイエナ科に属し、この科では4種ほどが知られています。この科の中ではブチハイエナがもっとも多く、アフリカ大陸のサハラ以南のサバンナ地帯に広く分布しています。ブチハイエナは灰色の毛皮に黒いスポットがたくさんあることから由来した名前です。行動はどちらかというとネコ科を思わせ、イヌ科とネコ科を合わせたような巧みなハンターです。このいろどりによって隠れるものが少ないサバンナの風景の中でも、ほとんど目立たず行動できます。普段は頭を下げてゆっくりと歩みながら餌を探しています。しかし、小型の動物を見つけるとすごいスピードで突進して捕獲することもできます。また、夜間にも雌をリーダーとしての群れで狩猟しますが、自分たちよりも大きな動物も狩ることができ、その群れパワーはライオンにも匹敵します。むしろ、ライオンは自分たちでハンティングするよりも、ブチハイエナが狩った獲物を横取りすることの方が多いとの研究すらあります。 古くからヨーロッパ人にはハイエナというと、屍肉や腐肉を食べる、骨を食べるだけでも生きていける、他者のものをかっさらう、集団でおしかける、いつもこそこそしている、かなりしつっこいと、およそ勇敢というイメージから離れているというイメージを持たれていたようです。また、夜間にキャー、キャーと人の高い笑い声のように鳴くなどで、不気味に思われていました。しかし、人間側のこの見方は彼らからは誤解というものでしょう。彼らにとっては死腐肉であれ、髄のある骨であれ、タンパク質源としては十分に役立ち、飢えもふせげますし、彼らのハンティングの仕方も、仲間との連絡方法を含めて、むしろ状況に合わせたとても上手なものと言えましょう。このような事柄は立場が異なれば、ものの見方が異なることの典型例ですね。(以下割愛)(進化生態学者 松本 忠夫 フォト解説より)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40874756