ブラームス・二重協奏曲 フルトヴェングラー盤

ブラームス・二重協奏曲 フルトヴェングラー盤

※ご視聴の際は、スピーカーで聴くようにお願いいたします。こちらのチャンネルのリマスタリング処理はヘッドホン、イヤホン等の機器には基本対応しておりません。何卒ご了承くださいませ。ヨハネス・ブラームス作曲バイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮: ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ヴィリー・ボスコウスキー(バイオリン) エマニュエル・ブラベック(チェロ)  1950年頃のライヴ録音 ※生涯にかけてフルトヴェングラーはベートーヴェン同様、ブラームスの管弦楽作品を頻繫に演奏してました。とりわけ多いのは交響曲第1番ですが、ブラームス最後の管弦楽作品の大作である二重協奏曲はあまり多く演奏していません。そもそもソリストが余程、息が合っていないとこの作品は演奏するのが困難なので、そう頻繁にはできないのも仕方がないでしょうが、ここに聴く演奏では名手ボスコウスキーとブラベックの活躍のもと、比較的安定したフルトヴェングラーの棒さばきで堅実に音楽は進んでいきます。いつものフルベン節が好きな人には些か物足りないかも知れませんが、客観的に進行させながら響きを豊かにしていくフルトヴェングラーの違った魅力も味わえて、なかなかの秀演と呼べますね。うp主のリマスタリングでそうした音響の広がりが増して、この演奏の良さを再認識することが出来ます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40951589