ウチは、ホモです!.ggst

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勝負に勝ったラムレザルはブリジットの動きに迷いがあるのを見抜き、同じ死線を潜る者としてそれが如何に危険かを諭した。しかし、ブリジットが悩みを打ち明けると「そういうこと」と納得し、ブリジットのスカートのウエストベルトを掴んだと同時に引き裂いた。あまりに唐突な行為にブリジットは目を点にし、ラムレザルはブリジットの股間にあるモノを見て生物学的見解を述べた。「自信を持って。貴方は男」ラムレザルは善行を積んだと鼻を鳴らしたが、ブリジットは目に涙を浮かべ、甲高い悲鳴を上げて股を手で隠しながら地面に座り込んだ。その様子にラムレザルは「何をしているの」と声を掛けたが、ブリジットからしてみればその言葉をそっくりそのまま返したい気持ちだ。「そういう事じゃないの!」「ソルと同じくらいだから自慢できるよ」感情の起伏と言葉のインパクトに差があり過ぎてブリジットは言葉に詰まり、強く言い返しても理解はされないだろうと深く息を吐いた。誰かの為、何かの為、そうやって気を遣って生きてきたブリジットは本能的にラムレザルが「事情を教えるべき相手ではない」と察した。取り敢えず自分のズボンを脱いで貸そうとするラムレザルを座らせ、ブリジットはその手を握った。「ウチはね……その、女の子として生きてきたの」「うん」「だから、ラムちゃんからしたら変わってると思うの」「うん、変わってる」純真無垢なラムレザルの返答にブリジットは乾いた声が出た。それが世間の常識、自分が特別な環境に育っただけでラムレザルの方が正しいのだと痛感した。「私とも、ソルとも、ディジーとも違う。ブリジットはブリジットでしょ?」しかし、ラムレザルが続けた言葉にブリジットは目を瞬かせた。「それって駄目なの?」他人と違うなんて当然、それは造られたラムレザルからしてみれば誰よりも知っていることだった。同じ見た目でも、同じ能力でも、出会う人が違えば物の捉え方が変わってくる。そこに自分という存在を見出したいのであれば、変えるべきは自分の意識だとラムレザルは知っていた。ラムレザルはブリジットの両手首を掴んで押し倒し、いきなり何だとブリジットは慌てた。「私はブリジットが好き」その言葉に異性としての感情はない。だが、端正な顔が近付いてくるとブリジットも強くは返せず、身体は本能的に反応している。「ブリジットは、私の事好き?」男として、女として、それともブリジットとしてなのか。ブリジットが答えを出した時、過熱した感情は、遂に危険な領域へと突入する

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40962637