バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533

バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=vv6tBa5bbxs )。1703年6月、アルンシュタットの新教会(現在は「バッハ教会」と呼ばれる)に新しいオルガンが設置され、その試奏者に選ばれた18歳のバッハは優れた演奏を披露し、そのまま同年8月には同教会のオルガン奏者に就任しました。バッハがアルンシュタットのオルガン奏者だったのは1707年までですが、この時期にバッハは本格的な作曲活動を開始したとされ、一説によると有名な「トッカータとフーガ ニ短調」BWV 565がこの頃に作曲されたといわれています。そういったバッハの初期作品の1つが前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533で、二十歳になろうとするバッハがアルンシュタット在任中にディートリヒ・ブクステフーデの演奏に学んだ経験を自作に生かそうと試行錯誤する姿勢が垣間見える初期作品となっています。ウルフ・ノルベルグ(オルガン)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41009499