【東京オリ・パラ汚職】KADOKAWAから元理事への資金提供「賄賂にあたる可能性」検討段階で弁護士指摘

【東京オリ・パラ汚職】KADOKAWAから元理事への資金提供「賄賂にあたる可能性」検討段階で弁護士指摘

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、元専務らが逮捕された「KADOKAWA」側から組織委員会の元理事側への資金提供について、社内の検討段階で弁護士から「賄賂にあたる可能性がある」と指摘されていたことが分かりました。逮捕された「KADOKAWA」の元専務・芳原世幸容疑者ら2人は、組織委員会元理事の高橋治之容疑者に約6900万円を賄賂として渡した疑いが持たれています。関係者によりますと、賄賂とされた資金は、コンサルティング料という形で「KADOKAWA」から高橋容疑者の知人の男の会社に支払われていたということです。その後の取材で、このコンサル契約が「KADOKAWA」社内で検討された際、弁護士から「高橋容疑者への賄賂に当たる可能性がある」と指摘されていたことが分かりました。その後、契約内容は一部変更され、資金提供は実施されたということで、特捜部は芳原容疑者らが違法性を認識していたとみて調べています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41060162