ビデオグラフィック「ミツバチ」

ビデオグラフィック「ミツバチ」

ミツバチの急激な減少は世界の食料生産、ひいては生態系全体のバランスを脅かしている。マルハナバチやチョウと同様、ミツバチは花を咲かせる植物の9割の受粉において極めて重要な役割を担っており、人間の食料の3分の1と関連している。近年、世界各地でハチの群れが大量死する事象が確認されている。農薬の使用や多くの病原体、ミツバチヘギイタダニのような寄生虫による病気のまん延など複数の要因があり、さらにはモノカルチャー(単一栽培)によって生物多様性が減少し、ミツバチが免疫を高めるために必要な栄養源も乏しくなっている。夏のミツバチの寿命はわずか数週間。冬のミツバチは数か月で、女王バチは1~5年だ。ミツバチが蜂蜜1キロを作るためには数百万の花を飛び回らなければならない。ホルモンを刺激するフェロモンと振動によって、ミツバチは互いにコミュニケーションを取る。嗅覚は鋭く、新型コロナウイルス感染症といった病気の発見に利用可能だとする研究もある

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41133743