飛ばして、シャボン玉 / こちぇ

飛ばして、シャボン玉 / こちぇ

飛ばして、シャボン玉/ こちぇvocal : こちぇIllust : Pixabay古い詩を鞄に詰めて 靴紐を結う 数式になって風を散らす色褪せた用紙見様見真似で枯れ葉が踊った架空の僕を連れて調子外れの笛を吹く信号機最後を見届けたくて消えてくシャボン玉みたいに ぷかぷか浮かんでいた雲まで飛んだ憂いも 気付けばそこ息をそっと吸って瞼の上で受けた陽の光の温度が今日の帰り道だけでも溶かしてくれたらな蓋しては綻んでは耳を塞いで本当の自分とやらは見つけたかい鳥は鷹揚に言うあの街は 見下ろしてもなお深い霧で思い出せるものはここから落とそう気付かれないように宙ぶらりんの頭で 最後まで見送ってそれから僕はどうだっけ溶けてる飴玉 林檎味 消化した いたずらに雲間を枯れた葉と浮動 具合はどうちゃんと息を吸って快晴を泳ぐ雲と 踵をすり減らしたここなら話せないこと きっと聞いてくれるかな蓋しては綻んでは耳を塞いだ 自分のことは 今更どうも思わないけれど でも線路みたいな草道の上をなぞってみる僕らまるで物語だったんだ時計の針も止めて https://www.nicovideo.jp/mylist/73751349

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41200848