習近平、不況に直面し「質の高い」発展を語る

習近平、不況に直面し「質の高い」発展を語る

中国国家発展改革委員会の趙辰昕(ちょう・しんきん)副主任は10月17日、中国の発展目標が「高速発展」の追求から「質の高い」経済発展の追求へと大きく変化していることを確認しました。中国の習近平総書記は第20回共産党大会の開幕式で、「新しい発展パターンの構築を加速し、質の高い発展の推進に注力する」と述べました。 習近平総書記の飾り立てた言葉はかなり派手ではありましたが、これまでのような「高速経済発展」をうたうものでないことは明らかでありました。国際通貨基金であるIMFの最新の予測によりますと、今年の中国のGDP成長率は3.2%程度とされています。 中国の今年の経済成長率は、近隣諸国の経済成長率を下回る見込みです。米中関係は悪化し続けており、中国の疫病対策である「ゼロコロナ」政策による経済発展への混乱と影響や、中国不動産部門の深刻な債務危機、これらはすべて中国経済の飛躍的な発展がもはや歴史であることを示唆しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41256403