火星に衝突する隕石の音、NASA探査機「インサイト」が捉える

火星に衝突する隕石の音、NASA探査機「インサイト」が捉える

2018年に火星に着陸し、探査を続けている米航空宇宙局(NASA)の新型探査機「インサイト」が、火星に衝突する隕石の音を捉えた。NASAが10月27日発表した。科学者らは、衝突により直径約150メートルのクレーターができ、火星の赤道近くに埋まっていた玉石大の氷塊がえぐり取られたとみている。インサイトは4―8週間以内に電力を使い果たし、寿命を迎える見通し(ナレーションなし)。火星に衝突する隕石の音。2018年から火星で探査を続ける、NASAの「インサイト」が捉えた。衝突後のクレーターにより、火星の内部と大気の情報が得られるという。クレーターの幅は約150メートルもある。科学者、イングリッド・ドーバ氏「隕石衝突により、大量の氷の塊が露出したことを高解像度画像で確認できた。とてもエキサイティングだ。上空からの3D映像では、クレーターから飛び出した玉石サイズの氷の塊や、氷水の飛沫を見ることができる。衝突した場所は火星で最も暖かいため、氷水を確認できたのは驚くべきことだ」インサイトは、探査開始以来1318回の火山性地震を検出した。ただ、太陽電池パネルにちりが付着しており、インサイトはまもなく運転を停止する予定だ。インサイト主任研究員のブルース・バナード氏「電力が急速に減っているため、おそらく4―8週間以内にインサイトと通信できなくなると予想している」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41308257