幽月 / GUMI

幽月 / GUMI

作詞 篝竜太郎link → https://linkco.re/F7U4ryMA イラスト 蜜月piapro → https://piapro.jp/mitsu1126 今は昔、幼い記憶を過ごした森の奥、籠の中君は生まれ、村の災いと謳われて「捧げるもの」と手をひいて此処から逃げ出した朧に照らす月の中端の橋を目指して鼻緒がほつれるまで駆け抜けた囲む燈追われる騒めき提灯花火四面楚歌の夜嗚呼もう目眩嗚呼もう目舞瞳に映るまどろみが、まだ見ぬ明日へと続くけど暗い暗い道の中はらりはらり風のように深い深い木々掻き分けて遠くまで闇に溶け「目を覚ませ」「嗤う」なら、嗤えばいい険しい道が唄ってる十六夜は阻む足取りも縺れるけど光を裂け二人映える影法師刻む時は経ちいまや籠の鳥も羽ばたき命授かって捧げるものは別の村でもよそ者と忌まわれ続けた囲むかごめはないちもんめ提灯投げ孤立無縁の光嗚呼、もう無情嗚呼、もう無常神さまどうかこの子が明日へと生きてと願うから暗い暗い道の中へはらりはらり風のように深い深い木々掻き分けて闇の中溶けて「走れ」咲え、咲えよ険しい道も越えて超えて超えていけ十六夜を振り払い影も消え遠くまで月を打て鮮やかに染まる緋、此の世界、ふわりふわり浮かんでる灯と、黝く黝く沈んでく「君」だけは突き進んで独り咲いた影法師霞んでいくどうか見守って照らす幽月

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41349321