ドイツ製潜水艦エンジンを国産品に換えたいが、タイによる受け取り拒否を懸念

ドイツ製潜水艦エンジンを国産品に換えたいが、タイによる受け取り拒否を懸念

ザ・ディプロマットの11月23日の報道によると、タイ政府は2017年、国営中国船舶重工国際公司(CSOC)に135億バーツの契約で「元型S26T」潜水艦を発注し、2023年に引き渡しが予定されています。しかし、潜水艦のキーエンジンが調達条件を満たさないため、契約が解除される可能性があることが分かりました。今年初め、ドイツのエンジン大手のMTUフリードリヒスハーフェンは、タイの潜水艦に搭載する最新鋭のMTU396ディーゼルエンジンをCSOCに供給しないと発表しました。1989年の天安門事件以来、EU政府は中国共産党国家に対する軍事物資の禁輸措置をとっています。そのため、CSOCは潜水艦に中国製エンジンを搭載するか、退役した艦艇2隻を提供することを提案したとのことです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41435455