ウィンター・F・ドライバーズ一人合作【SfCグループC応援!】

ウィンター・F・ドライバーズ一人合作【SfCグループC応援!】

明らかに美世パートが多いけれど、それもボイスを付けてユニット曲をもらうためなので初投稿です。  「これで、アイドルとしてデビューしたんだよね。あたし」 ここはとある小さな事務所。彼女、原田美世は目の前の契約書にサインをし、遂にアイドルとなった。その事実に最も喜んでいるのは目の前の彼だ。Pはわなわなと震えながら立ち上がり叫んだ。「これで、この事務所が潰れなくて済むぞー!」 美世は若干引きながら、小躍りでもしそうなその男を眺めていた。待て、確かにこの事務所はお世辞にも綺麗とは言い難く、小さめではあった。だが潰れかけのアイドル事務所に契約させられるとは美世も微塵も思っていなかった。「やっと三人揃ったんですね〜。これも幸運のお陰でしょうか〜?」「いやー、このままじゃプレーボールすら出来ずに敗退する所だったから助かったよー!」 困惑する美世を置いて、奥の扉から現れたのは二人の女性だった。「えっと…鷹富士茄子ちゃんと、姫川友紀ちゃん?」「えっ、初対面なのにもう知られてる!もしかしてあたし、デビューする前から有名人?」「いや、さっき渡された資料に載ってたから。それよりも、事務所が潰れるって聞こえたんだけど…」「それは事務員の私から説明します」 茄子と友紀に続いて出てきたのは黒緑色の事務服を来た、真面目な印象の女性だ。長い髪をバレッタで束ねた彼女は状況説明をしだした。「まず、潰れるといってもうちが倒産寸前というわけではありません。一応346グループの一員ですから。…末端ですけれど」「この事務所は、あるプロジェクトの為に立ち上げられたものですから、もしも美世さんに契約して貰えなかったら予算が下りず、事務所は解体されるんです」 いまいちピンと来ない美世だった。「ところで、そのプロジェクトっていうのは…?」「名付けて、Double Jewelries Project!略してWJPです!」 先程まで蚊帳の外だったPが水を得た魚のように入ってきた。それを事務員が鬱陶しそうに押し戻す。「先輩は黙っててください。…で、うちのプロジェクトは20歳の女の子達をスカウトして、アイドルにするというものです。昨今、養成所を通った10代のアイドルが続々と出る中、20歳の素人をスカウトというのは反対も大きくて…。何とか三人揃えば予算が出ると」「で、その三人目があたしなわけだ」 事務員は隣の先輩の頬を押すと未来のアイドル達に伝えた。「このおばかな先輩がもっと頑張ってスカウトすれば、もっと仲間も増えると思います。それまで三人ですけど、頑張りますよー!」「「「おー!」」」 続かない

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41587310