香港の輸出、約70年ぶりの低水準に急落

香港の輸出、約70年ぶりの低水準に急落

11月29日付の香港政府統計局の発表によりますと、香港の11月の輸出は1954年以来最も低い、24.1%減少となり、過去約70年で最大の落ち込みとなりました。これは、エコノミストが予測した16.2%の減少をはるかに上回り、10月の10.4%の減少に比べると、はるかに大きいものでした。香港の中国、アメリカ、日本、台湾、ベトナムなどへの輸出はいずれも2桁の減少を記録しました。中国向けの輸出が29.7%の減少で、10月の12.9%を大きく上回りました。 一方、アメリカ向け輸出は26.8%激減しました。コロナによるロックダウン、世界的需要の低迷、中国経済の混乱の影響により、2022年の香港経済は苦境(くきょう)に陥り、GDPは4年ぶり3回目の縮小の見込みです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41594849