海外発注激減と共に、上海港の船便キャンセル率が高くなる

海外発注激減と共に、上海港の船便キャンセル率が高くなる

中国製品に対する国際的な需要が弱まり、中国最大の港である上海港で船舶のキャンセルが増加し、中国経済への押し上げ効果がさらに弱まっています。その一方で、輸送業者は貨物が足りなくなることを恐れて、航空輸送を選択し、海上輸送を断念しているとの事です。1月25日付のファイナンシャルタイムズ紙によりますと、業界ではキャンセルはよくあることで、例年旧正月には増えるが、サプライチェーンデータを提供する海外の調査機関(英国のDrewry社)が提供するレポートは、今年は欧米の需要減少によりキャンセルが「異常に多い」と述べました。中国経済を支えてきた輸出ブームも、この流行で勢いを失いました。また中国の輸出は3ヶ月連続で減少し、同国の経済モデルの中心的な柱を弱め、苦境にある中国経済の苦境に拍車をかけています。中国税関総署が発表したデータによると、2022年12月の中国の輸出は前年同月比9.9%減となり、11月の8.7%減から拡大し、全国規模の差し押さえで経済活動が停止した2020年2月以来の大きな落ち込みとなりました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41708632