WeChatはTikTokより危険なツール

WeChatはTikTokより危険なツール

アメリカ現地時間1月24日、ウォール・ストリート・ジャーナル の報道によれば、中国語圏で最も人気のあるコミュニケーション・プラットフォームWeChatを通じて、中国政府がアメリカで情報窃盗、ネット検閲、プロパガンダ、偽情報拡散などの諜報活動を行われていると報じました。 アメリカ連邦議会では、政府用デバイスでのTikTok使用を禁止に定めましたが、WeChatの脅威を警戒していなかったです。 アメリカの中国人留学生、移民、中国系アメリカ人にとって、WeChatは重要な情報収集ツールであり、北京の大規模監視網の重要な一部となっています。 中国当局の命令に従い、ユーザーを追跡、分析、検閲した結果を政府に引き渡したり、普段、中国共産党の偉大さをを褒め称える記事を作り上げるためにアルゴリズムを調整し、党に反する内容を検閲しています。 世界各地にいる中国人を監視し、考え方や行動を左右するこのアプリは、中国共産党にとって計り知れない価値があり、なぜならWeChatはアメリカ政府の意思決定を評価するコンテンツを検閲・削除すると同時に、悪評記事を拡散しているからです。 例えば、アメリカ人は中国系アメリカ人を二流市民として扱っていること、白人は常に中国人を差別していること、アメリカは銃乱射社会であること、COVID-19が感染拡大する時期に街中に、死体が散乱していることなど、アメリカ社会を侮辱する偽情報を散見します。 WeChatの本当の狙いは、中国人と中国系アメリカ人の政治的熱意を抑え、アメリカの民主主義体制は中国の権威主義体制と比べたら、勝るとも劣らないと思わせることです。 現在、アメリカの多くの州では、州政府の端末でのWeChatやTikTokの使用を禁止し始めているが、連邦レベルでは、WeChatへの規制をかかっていない状態で、それに比べTikTokはアメリカ若者の間で大きな影響力を持っているため、政府は後者をより重視しているわけです。 WeChatで拡散している記事がアメリカの民主主義にとって有害なことは、ワシントン政府やメディア、シンクタンクに全く理解されていないです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41712705