スーぴゃーマリオワールド 水中ステージ

スーぴゃーマリオワールド 水中ステージ

「樹里ちゃん、ここ社長室だよね…?」「ああ。でも…いつもと雰囲気違くねーか?」「部屋中が宇宙空間だらけばい!」「…何か変っすか? この部屋」「あー…。あんたには最初から効いてなかったものね。…もっともそれが幸運だった訳だけど」「これこそが…姿形を思うままに見せる技“幻惑”でございましょう」「その技で偽物のわたし達とか、ありえない現象とかを生み出してたんだよね…!」「偽物の甜花とか…、ムキムキのデビ太郎とか…」「甘奈はあの時の甜花ちゃんが偽物だって、すぐ分かったけどね☆」「要はそれで三峰達の事を騙してたって訳でしょ?」「そうね。尤も今の私達なら、多少は対応できるのだけれど」「そうでしょう? 今回の騒動の、ミス・黒幕」【…最初は、小さな憧れだった。同じ舞台に立つ身としての悦びもあった。そんな気持ちが妬みや憎悪に変わったのは…いつ頃から、だったっけな】「あたし、小宮果穂って言います! あなたは…誰なんですか!」【私達は「貴方達に負け続けてきたアイドル」の集合体】【ある子は「ダンベル」の名で呼ばれ、W.I.N.G.優勝をほしいままにしていた。ある子はオーディションでいつも1位を逃し辛酸をなめ続けた。心に遺恨を宿し、貴方達に復讐を誓って一つになった無数のアイドル。それが私達】「復讐…! 怖すぎるよー…!」「ただの逆恨みだと思うんですけどー」「そんな事してトップアイドルになって、しあわせになれるのかな~?」【あんた達に何が分かるの…! まるでその他大勢のモブの様に負け続けた苦しみを…! 私達の邪魔をする貴方達を、絶対許さない…!】「許せない事もあると思います。でも…」「…私もあなた達を許さない。真乃を…めぐるを…。二人を悲しませたあなた達を…!」【俺達の悲しみに比べたら、大した事ないだろ?】「さしずめ“堕ちたツバサ”という所だね…」「とは言え少しはアンタに感謝しなきゃな。こうして美琴と戦える場を作ってくれたアンタには」「うっわー…この状況でよくそんな台詞思いつきますねー」「感謝なんてする事ない。構えて」【どうやら雌雄を決する時が来たようだね】「ええ。あなた達の事は、ここで終わらせてあげます…!」「やっば…ちょっと緊張してきたかも…!」「ふふ、大丈夫。いるからさ、うちらには」「そうだよね! 私達にはPさんが…!」「Pさん、期待されてますよ~♪」「お前なら皆の想いに応えられるな?」『ええ。勿論です』『(アイドルの頂点に立てるのはただ1人だ。そこにたどり着くのは…復讐にかられたお前なんかじゃない!)』

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41739906