米下院、社会主義非難決議案を圧倒的多数で可決

米下院、社会主義非難決議案を圧倒的多数で可決

アメリカ下院は2月2日、中国の「大躍進」などの歴史的事件による大量の死者を引き合いに出し、社会主義がもたらす世界的被害を非難する決議を採択しました。「社会主義の恐怖」を非難する文言を含むこの決議は、下院で賛成328、反対86、「出席」14の圧倒的多数で可決されました。この3ページにわたる決議は、「社会主義イデオロギーは権力の集中を必要とし、そして権力は何度も集中することでやがて共産主義的な全体主義支配と残忍な独裁体制に陥っていく」ことを歴史が示していると述べています。決議は、ウラジーミル・レーニン、ジョセフ・スターリン、毛沢東、フィデル・カストロ、ポル・ポト、金正日、金正恩、ダニエル・オルテガ、ウゴ・チャベス、ニコラス・マドゥロなど「史上最悪の犯罪の多くは社会主義思想の支持者によって行われてきた」とし、社会主義体制が犯した残虐行為を列挙しています。決議は、社会主義政策が「飢饉と大量殺戮を引き起こし、世界中で1億人以上の人々が殺された」としています。また、「大躍進」による飢饉と破壊で、中国では1500万人から5500万人が餓死したとも述べています。決議文にはこう書かれています:「議会はあらゆる形態の社会主義を非難し、アメリカ合衆国における社会主義政策の実施に反対する。」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41750981