中国共産党の政治運動にみる本質

中国共産党の政治運動にみる本質

2月1日のライブ配信で、郭文貴氏は最近中国で急に話題になった胡鑫宇(フー・シンユー)氏の事件に触れ、胡(フー)氏の臓器が取られたことは明らかなのに、中国共産党はメディアで様々な情報をでっち上げ、世論が勝手に連想するように仕向けました。これは中国共産党の常套手段(じょうとうしゅだん)であり、国民の怒りを発散させ、国民の不満を共産党に向かわせないようにする事で共産党の支配的地位を維持出来るようにしています。中国共産党は、常に国民の批判が共産党に向けられるのを防ぐことに力を入れてきました。中国共産党は政治運動の中で生まれ、政治運動の中で生き、大きな政治運動をすることによって、国民を弱めるだけでなく、共産党内部をも弱めようとしています。共産党内部では、全国代表大会、人民代表大会、人民政治協商(きょうしょう)会議など、毎日大小を問わず無数の会議があります。また、国際的には、オリンピック、WTO加盟、冬季オリンピック、G20、世界経済フォーラムなどがあります。これらの政治運動は党員全員を疲弊(ひへい)させ、さらには国民と党員を弱める事に繋がっています。政治運動は、国民に休む暇(ひま)を与えず、親や親戚を大事に思うことや起こった災害のことを忘れさせて、人間関係や性交渉、出世のことばかり考えるようになってしまいます。中国共産党は、国民を常に忙しくさせ、絶え間なく大きなパイを描くことで、国民は政府の言うことをすべて信じるようになりました。約6年前の2017年7月6日の郭文貴氏のライブ配信で、共産党の貧困対策を取り上げました。その対策を簡単に言うと、あなたは貧乏のままだが、決して倒れないように支えます。あなたは私のために忙しく働いて私を豊かにするのです。これこそが共産党の貧困対策だと言及していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41756597