【三国志大戦】歩隲くんの為の白鶴戦巧者145【覇者証49・対晋5遊猟盤石】

【三国志大戦】歩隲くんの為の白鶴戦巧者145【覇者証49・対晋5遊猟盤石】

血と炎の匂いがする戦場。この地で対峙していた軍勢だったものがそこら中に転がっていた。激しい攻城だったのだろう、かつて城だったものは瓦礫の山と化し、最早見る影もない。瓦礫の中には、破城槌にでも砕かれたのだろう、右半身だけの総髪の少女が横たわっている。体中に矢を撃ち込まれ死んだ初老の女は、軍勢の大将と思わしき男の遺骸を抱きかかえている。最期まで息子を守ろうとしたのだろう。だがそれは徒労だと言うように、男の左胸には深々と剣が突き刺さっている。そして、母子を助けようと二人の上に覆いかぶさった眼鏡の男の頭蓋の割れ目からは、衝撃を受けた豆腐の様に崩れた脳味噌が飛び出し、髄液が滴っていた。その傍らに男がもう一人、首を斬られていた。泣き別れた頭の行方は、もう誰にも分からない。「ようやく、闘覇者になれたね、仲嗣くん」紅紫色の髪をした水火夫服の少年が、虎を模した青い鎧の金髪金髭の男に語りかける。二人の服の生地は所どころ破れており、そこから露出した肌から生傷が伺える。歩隲子山。彼は孫呉の覇者である張承仲嗣に恋をしていた。同じように、張承も歩隲を愛していたが「覇者」の階級はあまりにも大きな障害だった。既に中華を統一したというのに、滅びた筈の国の武将と軍勢が次々と現れては塔へと攻めて来る。覇者となって尚、彼らは闘い続けるしかなかった。まるでそれが課せられた宿命であるかの様に。闘い続ける日々の中では、歩隲は張承の愛に溺れてはいられない。闘い続ける年月の中では、歩隲は張承と死に別れてしまうかもしれない。ならば、それでも闘い続けよう。覇者にありながら更に闘い続ける者、「闘覇者」となろう。そして、闘いの後の束の間に愛を交わし、育み、また次の闘いに身を投じて征こう。彼らは共闘し、張承は闘覇者へと昇格した。これにより、ようやく二人同士で愛し合う術を得たのだ。自軍武将:歩隲   張承【士気・攻攻攻】   朱然(火計)【守城・兵兵】   董襲【速度・速速】   徐盛(戦巧者)遊軍:呉国太法具:衝軍の法【城門・増城】敵軍武将:楊芷   司馬昭(盤石)【守城・速速速】   張春華(遊猟)   陳泰(清絶)【攻城・攻活攻】   鄧忠(守勢)【知力・速速】遊軍:羊祜法具:増援の法【城門・士城】対戦相手への誹謗中傷はご遠慮下さい。何卒よろしくお願いします。前: sm41786637 mylist/64993425

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