郭文貴氏が包凡氏の失踪の内幕を暴露

郭文貴氏が包凡氏の失踪の内幕を暴露

先日失踪した「チャイナ・ルネッサンス・ホールディングス(華興資本)」の包凡(バオ・ファン)会長が、個人資産を守る目的で、ここ数ヶ月、シンガポールにファミリーファンド事務所を設立する準備をしていたことが明らかになりました。報道によりますと、包氏は親族を利用して多額の資産を移転させたことが発覚し、中国共産党に逮捕された可能性があるとの事です。これについて「フィナンシャルタイムズ」紙は、某匿名の弁護士の話を引用し、シンガポールでファミリーオフィス制度が始まって以来、中国本土のビジネスマンや有名人などから多くの申請が来ていることを明かし、その中には、失踪した包凡(バオ・ファン)会長も含まれているとの事でした。郭文貴氏は既に以前のライブ配信で、包氏が長年にわたり香港やマカオを通じて王岐山氏や孟建柱氏の資金洗浄で数兆元も扱っており、彼らにとって最も重要な「白手袋」の一人であった包氏の存在は習近平氏に大きな衝撃を与えたと明かしました。郭氏は、包凡氏の失踪は王岐山らの失脚の前兆であると指摘し、この3ヶ月で海外逃亡した中国の富豪実業家らは2000億ドル近い資産を移転しており、習近平氏はこれに激怒し、彼らの「資金の逃げ口」を阻止するために「追い詰めて殺す」ようと命じたのだと示しました。そしてその「殺害対象リスト」に載せられている中国の富豪実業家はなんと7000人もいるとの事でした。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41862156