2023年2月28日 農作業日誌P554 みかんの低温障害について考えさせられる収穫作業をしていた VOICEVOX
- 2023/02/28 23:44:03 投稿
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本日の農作業午前 収穫作業午後 段ボールの入荷 収穫作業本日は主な作業が収穫作業となってました。「あけみ」「安政柑」「はるか」「ピンクネーブル」「きよみ」と言ったところを収穫しました。しかし、どうも2月の低温の影響を受けた為なのか低温障害が発生していました。この低温障害というのは一定以下の温度に到達して発生する障害となっており、果汁が凍る事で果実から水分が抜けてしまうス上がりが発生します。果皮にも障害は残ります。発生しやすい条件としては暖冬であった場合は、気温の低下と共に本来行われるはずのデンプンから糖への変換が活発に行われないことで、耐寒性が低い状態となり急激な温度変化で凍結しス上がりが発生します。なので、暖冬の時ほどこの低温障害が発生しやすいので、暖冬の時こそ袋かけや防寒資材で樹木を覆うなどの処理が必要となるのでした。この辺り分かりやすいところで、野菜が冬に甘くなるのと同じです。実際に収穫したみかんを見ると、見た目には問題が無いようですが果実はしっかりス上がりを起こしてました。かなりの量が廃棄となるのでした。