中国共産党、無人機でスターリンクの破壊を計画

中国共産党、無人機でスターリンクの破壊を計画

ロイター通信が中国の20社以上の防衛専門誌に掲載された約100本の論文を調査したところ、中国の軍事研究者は、台湾海峡をめぐるアジアでのアメリカ主導の軍事力との衝突の可能性に備えて、ロシア・ウクライナ戦争について研究していることがわかりました。中国共産党の軍事専門家によると、肩から発射されるジャベリンミサイルから戦車やヘリコプターを守るために、地球低軌道(ていきどう)にあるスターリンク衛星を撃ち落とす必要があるといいます。これらの雑誌は、中国人民解放軍に関連する大学、兵器メーカー、軍事情報シンクタンクのネットワークにおける数百人の研究者の仕事を反映しています。中国人民解放軍の研究者が発表した6つの論文は、ウクライナの電力ネットワークに対するロシアのミサイル攻撃の際に、ウクライナ軍の通信を保障しているスターリンク衛星ネットワークの役割について、中国共産党が不安を抱いていることを示しています。昨年9月に発表された論文で、中国共産党の陸軍工科大学の研究者は、ロシア・ウクライナ戦争におけるスターリンク衛星の優れた性能は、アメリカや欧米諸国がアジアで起こりうる敵対的(てきたいてき)紛争(ふんそう)でスターリンクを広く利用することを促(うなが)したに違いないと指摘し、さらに、中国共産党にとって、同様の衛星ネットワークを自ら開発し、スターリンクを「撃ち落とす」または「無効にする」方法を見つけることが緊急目標になるということを示しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41916705