ASMLのサプライヤーが中国国外に工場を建設

ASMLのサプライヤーが中国国外に工場を建設

オランダの半導体製造装置メーカー大手ASML(ASML Holding N.V.)社のサプライヤーが、米中ICチップ戦争の中、中国ではなく東南アジアに工場の建設を検討していることが、ロイター紙が確認した 2 つの情報源と文書が示しています。オランダの公的機関であるブラバント開発庁(BOM|Brabant Development Agency)が発表した文書によると、ハイテク企業十数社の関係者が来週、ベトナム、マレーシア、シンガポールを含む東南アジア諸国を訪問する予定です。「ほとんどの企業が、ベトナムやマレーシアでの生産拠点の拡大と設立を検討しているため、参加しています。」今回訪問した数十社のほぼすべてがASMLの請負業者です。 ASMLは、TSMC(台湾積体電路製造たいわんせきたいでんろせいぞう)、サムスン電子、インテルなどの半導体メーカーへのICチップ装置を供給する世界トップ サプライヤーの 1 つです。オランダ政府は、 ASMLの最先端のICチップ装置である極端紫外線リソグラフィ装置 (EUVL|Extreme ultraviolet lithography) を中国の顧客に販売ライセンスを一度も与えたことがなく、政府は一つ前の液浸遠紫外線リソグラフィ装置(DUVL|Deep Ultra-Violet lithography)の輸出ライセンスさえも制限しているとのことです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41922828