80秒で解説…米国防総省の機密情報流出、なぜ深刻なのか

80秒で解説…米国防総省の機密情報流出、なぜ深刻なのか

米国防総省の機密文書が多数流出した問題で14日、連邦捜査局(FBI)に逮捕されたマサチューセッツ州の空軍州兵ジャック・テシェイラ容疑者(21)は同州ボストンの連邦地方裁判所に初出廷し、スパイ法違反で起訴された。罪状認否は行わなかった。スパイ法に違反し、機密文書を権限なく持ち出し、保管した罪で起訴されたテシェイラ被告は、機密文書持ち出しについて最高10年、機密文書の保管について最高5年、禁錮刑を言い渡される可能性がある。流出した機密文書には、ロシアによるウクライナ侵攻に関する最高機密指定の内容をはじめ、韓国などアメリカの同盟諸国の情勢、アメリカの国防上の機密などが含まれていた。このため、アメリカ政府の機密保持体制がはたして万全なのか疑問視される、アメリカにとっては屈辱的な事態となった。BBCのフランク・ガードナー安全保障問題担当編集委員が、ことの重大性を説明する。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42086099