千利休から数えて15代目 千玄室さん 100歳迎えて「献茶式」

千利休から数えて15代目 千玄室さん 100歳迎えて「献茶式」

茶道・裏千家の前の家元の千玄室さんが19日100歳を迎え、兵庫県西宮市の神社で恒例の献茶を行いました。兵庫県西宮市の西宮神社では、千玄室さんの誕生日にあたる毎年4月19日に、千さんによる「献茶式」が行われています。ちょうど100歳を迎えることしは、神戸市などの裏千家の関係者、およそ340人が参加しました。千さんは濃茶を練り、続いて薄茶をたてたほか、雅楽が演奏される中、茶わんを神前まで運びました。西宮神社によりますと、千さんは、19日絵馬に茶の湯文化を象徴する「和敬の心」ということばをみずから書き入れ、奉納したということです。千さんは大正12年生まれで、昭和39年に初代の千利休から数えて15代目の裏千家の家元になりました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42108574