漢字のソースコードとネット軍を利用し、海外にファイヤーウォールを拡大

漢字のソースコードとネット軍を利用し、海外にファイヤーウォールを拡大

郭文貴氏は、2017年5月以降のライブ配信において、中国共産党が漢字のソースコードを使用して、グローバルネットワークを制御している方法について4回も言及しました。郭氏によりますと、漢字のソースコードは中国共産党の核心的な機密であり、インターネット上で使用される文字をデータソースと呼ばれるソースコードとして扱われており、漢字コードとソースコードは北大方正グループの王選氏が作成し、方正科技が管理している技術であることが明らかになっています。そして中国共産党は、この技術を「国家安全保障プログラム784」と名付け、また「315国防プログラム」の核心構成要素として使用しており、同技術は中国共産党の核心情報力と国防の中核的な力となっています。中国共産党は、ミサイルや文書、機密文書を中央弁公庁に送信する際にも、この同技術を使用しており、海外のインターネットを制御する強力なツールでもあることが現在判明しています。またどの国の人でも、漢字さえ入力すれば、そのソースコードによる情報は中国共産党国内で獲得されるようになっているとし、漢字のソースコードは、ユーザーを監視するだけでなく、インターネット上のあらゆる中国語情報をブロックし、改ざんされることが可能との事で、多くの人がツイッターでブロックされたのは、中国共産党がグーグルと結託した結果との事でした。そんな中2023年4月6日、ニューヨーク東部地区で中国共産党の警察官34人に対する告発文書で、中国共産党が国家安全保障と法執行機関を使って反体制者の言論統制を行ったことが確認され、アメリカ政府がようやくこれに反応したとのことです。そして、中国共産党の公安部は、アメリカや中国以外の場所に住む中国の政治的反体制派を定期的に監視しているほか、中国国内や世界中の協力者を利用して、海外の政治的反体制者に影響を与えたり、脅迫や強要したり、口封じしたりすることを日常的に行っていることも明らかになりました。さらに、中国共産党は、匿名の偽アカウントを登録する網軍(もうぐん)を作り、中国政府が好むプロパガンダやレトリックを広く流布させ、国内外において国民の認識を作り上げた上、海外の人々を「洗脳」しています。特に注目されるのは、「912特別プロジェクト作業グループ」で、このグループは、郭文貴氏が亡命を申請した日にちなんで名付けられ、郭文貴氏と新中国連邦を迫害することだけに取り込んでいるとの事です。以上の情報、起訴内容及び幅広い被害者による証言は、中国共産党が、中国のソースコードやソフトウェアなどの現代技術を海外のサイバーコントロール技術に、公安や法執行機関を海外のサイバー執行部隊に変えて、すでに海外で一種の「ファイアーウォール」を構築していることを裏付けています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42131496