AMX-00Z ガンダム開発試験0番機[エンゲージ・ゼロ・ヨンファヴィン]

AMX-00Z ガンダム開発試験0番機[エンゲージ・ゼロ・ヨンファヴィン]

エンゲージ・ゼロ(インコム搭載型)は、ペッシェ・モンターニュの判断により旧知のネオ・ジオン・スタッフへ引き渡され、解析・分解された。サイコ・ガンダムMk-ⅡやガンダムMk-V、ペイルライダー同様にネオ・ジオンの新しい技術ソースとなったエンゲージ・ゼロは、この機体の遺伝子を持つ新しい機体へと生まれ変わった。これにより、設計当初からエンゲージ・ゼロが目指した、旧ジオン公国軍の『ビショップ計画』から端を発するサイコミュ技術と、地球連邦軍のフラッグ・シップ機たるガンダム開発技術の融合(エンゲージ)というコンセプトは、ついに完成を見たと言える。エンゲージ・ゼロ・ヨンファヴィンは、最新のオールレンジ兵器技術と最速の高機動ブースターを備えた機体として開発された。最大の特徴は、無線式のオールレンジ兵装『レモラ・ファンネル』の搭載であり、これはキュベレイに搭載された『ファンネル』を発展、改良した兵器である。『レモラ』とはコバンザメを意味する言葉で、その名の通り、通常時は機体の腰の両側にコバンザメのように連なってマウントする。攻撃時には、これら計10基のレモラ・ユニットが展開し、サイコミュ制御によるオール・レンジ攻撃を可能としている。レモラ・ファンネルはエネルギーCAP技術の向上によりメガ粒子砲並みの出力を確保された一方で、チャージ時間や展開速度では若干キュベレイ・タイプのファンネルには一歩譲ることになった。また、背面にはジャムル・フィンとして組み立てる際に用意された大推力スラスターをマウントしており、エンゲージ・ゼロが持っていた機体本来の高機動性能を開花させている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42135315