旅行業界に新風!ホテルのサブスク「ハフ」の全貌

旅行業界に新風!ホテルのサブスク「ハフ」の全貌

コロナによる行動制限も緩和され活気を取り戻し始めた日本経済。特に観光業界は全国旅行支援という後押しもあって、ようやく明るい兆しが見えてきた。そんな中、宿泊施設を定額で利用できるサブスクリプション=定額サービスが大きな注目を集めている。名だたる大手が参入し、多くのユーザーから支持を得ているのが、2021年のサブスク大賞でグランプリに輝いた「ハフ」だ。使い勝手がいい様々なプランで、リモートワークが普及したコロナ禍も逆手に取り会員数が増加。多くの人を惹きつけるハフの戦略とは? 今、大注目!!話題のサブスク、月額1万円以下で全国の宿に泊まれる 格式あるラグジュアリーホテルや星野リゾートなどの人気ホテルなど、様々なタイプの宿泊施設を利用することが出来るホテルのサブスクサービス「ハフ」。2019年にサービスを開始して以来、会員は増え続け、現在は4万人近くまで達している。ハフの魅力は、人気ホテルに宿泊出来ることはもちろん、利用者にあった月額プランが選べ、前日までキャンセルが無料など、使い勝手が非常に良い。そして、ホテル側にとっても、ハフと契約するメリットがある。ホテルは、一般的な予約サイトと契約すると、手数料がかかるが、ハフは手数料がかからない。更に、ハフの利用者はリモートワークを活用し平日に利用する人も多く、ホテルの稼働率を上げている。ハフはどんな手段でホテルと契約を結び、利用者の満足度を上げているのか? 旅行業界に新風を巻き起こすハフ ユーザーからハフと提携しているホテルは「ハフクオリティ」という表現で高い支持を得ている。その理由は、ハフの施設開拓チームと呼ばれる精鋭部隊が、ホテルを厳選している。利用者の求めるサービスを常に追求し、WiFiの速度から、リモートワークスペースの有無、そしてシャンプーの銘柄など、細かくチェック。厳しい条件をクリアしたホテルだけがハフと契約が結べるのだ。利用者にとってみれば、ハフに登録されているホテルを選べば失敗のない宿泊が出来る。旅行業界に新風を巻き起こすハフは、自社のワークスタイルも革新的。社員の7割が、業務委託契で、1年ごとの更新。本業に匹敵する副業を推奨するなど、従来の雇用形態からかけ離れた働き方を実践し、結果を出し続けている。そんなハフを率いるのは証券会社出身の砂田憲治。創業からわずか3年で時価総額100億円と言われる企業に成長させた男の経営手腕とは? ハフが目指すミライ・・・ 旅のサブスクで注目を集めているハフだが、現在、石川県の小松市に独自の宿泊施設もつくり始めている。しかも、ただ施設を作るだけでなく、地元の魅力を宿泊者に体験してもらい、町自体を活性化させる狙いも持っているのだ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42145521