武漢市民記者、釈放後も公安当局による監視継続

武漢市民記者、釈放後も公安当局による監視継続

2020年初頭、武漢で新型コロナウイルス感染症が大流行し、市内はロックダウンされ、中国共産党政府は真相を隠蔽していました。武漢市民ジャーナリストの方斌(ファン ビン)氏は、武漢の病院をいくつも訪れ、武昌の葬儀屋で数分間に8体の遺体袋を目にしたことや、武漢の病院で5分間に8人の遺体も搬送されたことなど、当時実際のコロナの発生状況について投稿していました。しかし、真実を暴露した方斌氏はその年の2月2日に警察に逮捕され、3年の禁固刑を言い渡され、最近漸(ようや)く釈放されたとのことです。情報筋によると、方斌氏は4月30日に出所後、武漢警察から北京に送られ、一回家族と食事した後、再び北京警察によって武漢に送り返されたそうです。当局からの脅迫や圧力により、方斌氏の家族ですら彼を受け入れることができなかったのです。5月1日の夕方には、方斌氏は路上生活をしていた姿が目撃されていました。彼はお金を一切持たず、外部からの取材も許されず、さらに当局の関係者による尾行や監視が厳重に行われていたそうです。武漢では方斌氏を応援している多くの人も当局に監視されており、警察は更なる協力者を捕えるため、彼を囮(おとり)として外を放浪させているとの事です。情報筋は、「方斌氏は自分の母国で放浪しています。彼が安心して暮らせるように習近平国家主席に呼びかけるべきだ 」と指摘しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42174135