ピカソの作品に隠された「犬の下絵」、最新の画像処理技術で明らかに

ピカソの作品に隠された「犬の下絵」、最新の画像処理技術で明らかに

パブロ・ピカソの初期の代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」に、犬の絵が隠れていることが、最新の画像処理技術から明らかになった。グッゲンハイム美術館 ジュリー・バーテンさん 「よく見ると、この作品には犬の幽霊が残っている。部分的に赤い絵の具が透けて見える。本当によく見ると、ここに目と耳があるのがわかる」 最新の画像処理技術で、犬の姿が明らかになった。「この下に何かがあるという強い予感を感じた。ピカソは多くの場合、構図の一部を描き、その後それを消して他の構図要素に変換していたことがわかっている。これは本当に彼が実践したことの一部だった」(バーテンさん)ピカソがこの絵をパリで完成させたのは1900年、19歳の時だった。初期の代表作のひとつとされている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42232650