中国人の出国を控え、領事館に長蛇の列

中国人の出国を控え、領事館に長蛇の列

中国では今、「潤学(ルンシュエ)」が盛り上がっているそうです。海外移住のために、旅行を装って密入国する大勢の若者や、それ以外のビザを申請する人も激増しているとのことです。中国国内の領事館では、現在ビザの予約数が増え続け、ビザの手続きが過密状態になっているそうです。各領事館で予約を取るのは難しく、ビザラッシュは大晦日のチケットラッシュに匹敵するほどですが、中には却下率が7割に達するところもあるといいます。その中、アジア諸国を旅行する中国人の数が急増し続けています。 一般的な中国国民にとって、ヨーロッパやアメリカへの旅行は「贅沢品」となっているため、多くの人がアジア諸国へ目を向けるようになりました。中国の旅行消費者向けプラットフォームCtrip (シートリップ)のデータによると、ここ1ヶ月でビザ申請が多かった上位5カ国は、シンガポール、日本、マレーシア、タイ、韓国だったとのことです。中国人の海外渡航者数の急増に伴い、日本、韓国、タイは最近、中国人のビザ取得を軒並み厳しくしているそうです。ビザの取得が困難なため、多くの中国人がさまざまな手段で海外移住しています。海外メディアの報道によると、旅行を装ってアメリカに密入国する中国人の数は激増しているようで、昨年10月以降、推定6500人以上にのぼり、前年同期比で15倍に急増したとのことです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42257045