中国のハッカー、グアムの通信システムに侵入
- 2023/05/28 08:13:02 投稿
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アメリカ情報機関とアメリカマイクロソフト社は5月24日、グアム軍基地の通信システムから悪意のあるコンピューターコードが見つかりました。これは、中国共産党のハッカー集団によって、インストールされたことを明らかにしました。マイクロソフト社は24日、このコードの詳細を発表しました。 ハッカーの操作は非常にステルス性が高く、追跡が困難なため、家庭用ルーターなど一般的なネットワーク接続機器を通じて、システムへのハッキング、データのマイニング、データの取り込みなどを行うことができるそうです。 アメリカの港湾を狙った侵入行為を、調査していたところコードを発見しました。そして、後日調査したところ、グアムなど他のネットワークも、攻撃されていたことが判明しました。その中でマイクロソフト社は、グアムの通信システムに現れた謎のコードは、中国共産党政府が、資金を提供するハッキンググループ「ボルト・タイフーン」によってインストールされたものだと述べています。海外メディアの報道によると、グアムの太平洋の港と広大なアメリカ空軍基地は、台湾海峡での紛争に対応するアメリカ軍の中心拠点であるため、この暗号は、アメリカの情報機関に警告を与えました。 関係者は、中国共産党が、台湾を攻撃したり、圧殺したりする能力と意欲を分析しています。台湾に加え、グアムもまた、アジア太平洋地域における紛争時において、アメリカにとって重要な役割を担っています。 アメリカ軍は、中国共産党が台湾に侵攻した場合、グアムがアメリカ軍の爆撃機、潜水艦、部隊に対応する主要な中継地点になると表明しています。