市場は中国経済に警鐘、大学生就職難

市場は中国経済に警鐘、大学生就職難

金融市場は最近、中国経済について危険信号を発信しています。最近のデータでは、中国の小売(こうり)売上高の伸びが鈍化し、不動産販売、工業生産、固定資産への投資が減少していることを示しており、中国の景気回復に対して、大きな期待を抱いていた投資家を失望させました。また、2023年には、中国の大学卒業者数が、過去最高の1,158万人に達し、大学生の就職難が深刻化しています。失業率が約20%となった今、中国の若者は将来、就職や家賃の支払いなどの不安を抱えながら、大きなプレッシャーにさらされている状況です。就職活動中の某女子大生は、「今年の就職活動はパンデミックの時よりも大変だった」と語り、「たとえ仕事が見つかっても、その給料では、生活費すらまかなえないことが多い。」と明かしました。投資会社ロックフェラー・インターナショナルのルチール・シャルマ会長は、中国経済はすでに腐りきっており、ゼロコロナからの反動は、「見せかけ」であると警告する記事が発表され、ウォール街が喧伝(けんでん)する中国経済の反動は、永遠に出現しないおそれがあり、事態が悪化する前に、こうした「見せかけ」を暴露する時がきたのだと指摘しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42294625