国民無視・亡国のマイナンバー紐づけ

曜日の衆議院決算行政監視委員会の私の総理質問でマイナンバーを断念させるべく準備を進めています。　そもそもサーバー型の古色蒼然としたシステムで番号をつけて、そこに色んなものを紐付けしていくという発想そのものが陳腐であり危険である事を伝えました。　私が総務相としてマイナンバー原口5原則を出した15年前は、クラウドもはしりでブロックチェーンもありませんでした。（政府や地方のICTシステムを標準化しようにも規格がバラバラでした。）　現在、マイナンバーを保険証に紐付けするなど国民から強い懸念と反発の声が上がっています。　入力ミスで自分の情報と他人の情報が入れ替わったり、他人に知られる事になったのではたまりません。　そもそも、膨大なデータを古いシステムで、しかも中央で一元管理するという発想そのものが危険なのです。　宋文洲さんがここでおっしゃっているような圧倒的な人材不足、そして他国との差に加えてシステムそのものを俯瞰してみていく人材の不足を強く危惧しています。　夜明け前が1番暗いといいま。ここまで落ちたのだから、国民が立ち上がるマグマも溜まっていると信じたいですが、変革する前の「夜明け前」にマイナンバーなど変な負の遺産を次々に作られたのでは、夜が明けた時にもうまく走れなくなってしまいます。　岸田内閣には、余計な事をしないでそのまま退場してほしいと切に願います。

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