中国 政府財政悪化、各地の大学が学費を最大54％値上げ

2023年6月6日、外国メディアによると、中国の国家高等教育予算の減少と地方政府の財政緊張の影響により、多くの大学の学費が大幅に増加していると報じられました。上海に位置する華東理工大学は、6月4日に科学、工学、体育の学部に進学する新入生の年間学費が54%増加したことを発表しました。同様に、四川省や吉林省などの人口密集地域の大学も学費を引き上げました。特に四川省の大学の学費は最高で41%増加したとのことです。中国国家教育部の2023年の高等教育予算支出は約1026億人民元であり、昨年よりも3.7%減少しました。報道によれば、中国の大学はほとんどが公立であり、政府の資金に大きく依存しています。しかし、過去3年間のパンデミック、不動産危機、経済不況により、地方政府の財政が緊縮し、学費が上昇する結果となったとされています。

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