セコイア・キャピタル、中国事業を分割し社名を変更

セコイア・キャピタル、中国事業を分割し社名を変更

米中間の緊張が高まる中、アメリカの大手ベンチャーキャピタルであるセコイア・キャピタルは6月6日、アメリカと中国の事業を完全に分割し、セコイア・キャピタル・チャイナから、英文名称HongShan(ホンシャン)に変更することを発表しました。 海外メディアの報道によると、セコイア・キャピタルは事実上、会社を3つに分割しています。 セコイア・チャイナを分割してHongShan(ホンシャン)に改名するほか、インドと東南アジアの事業も分割して改名するとのことです。 分割は2024年3月31日までに完了する予定です。 グローバル事業責任者のロエロフ・ボサ 氏(Roelof Botha)、ニール・シェン(沈南鵬)氏、インド事業責任者のシャイレンドラ・シン (Shailendra Singh)が署名した声明では、「分散化されたグローバル投資事業の運営は一段と複雑になっている」と述べています。 セコイア・キャピタルは、アメリカとヨーロッパで530億米ドル以上、中国で560億米ドル、インド・東南アジアで90億米ドルの資産を管理しています。  アメリカインターネット企業の資本の大半はセコイア・キャピタルから提供されており、Apple、Google、YouTube、エアビーアンドビー(Airbnb)、バイトダンスなど、多くのインターネット大手の背後にセコイア・キャピタルの影が見えます。 郭文貴氏の話しによると、ニール・シェン(沈南鵬)氏は中国人民解放軍総参謀部第三部の専門情報員であり、セコイアキャピタルを通じて、アメリカの政治、経済、法律、軍事に深い影響力を持ち、ワシントンにある中国の影の政府とも言えます。 中国政府のトップレベルの協力者として、ニール・シェン氏は直接資本分野とインターネット業界で中国共産党中央委員会を代表しています。 

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42336794