上海紹興公園梅屋庄吉の銅像、田子坊等(2023年6月)

上海紹興公園梅屋庄吉の銅像、田子坊等(2023年6月)

十日程前に、久しぶりに上海紹興公園を訪れてみた。紹興公園は紹興路沿いにある小さな公園である。嘗て、孫文を支援した梅屋庄吉が近くに住んでいた時期があり、2011年には梅屋庄吉の銅像が公園内に建立された。銅像が建立されたばかりの頃に初めて訪れ、その後も何度か訪れたことがあったが、夜間は閉園となるので、前回訪れた2018年はすでに閉園時間の後で門が閉じられており、中に入れなかったのが残念だった。紹興路は出版街とも呼ばれ、その周辺地域には、その名前のとおり、出版社のほか、新聞出版局、版権局等の文化関連官庁、さらには病院もある。そして、さらに南へ少し歩けば、観光地として有名な田子坊がある。石庫門と呼ばれる独特な建築様式の家屋が並び、現在では、アトリエ、お土産屋、アパレルショップ、飲食店等が並んでいる。田子坊には、清末から民国時代にかけての活動家であった楊度の旧居もある。今回は、平日の昼間に訪れたこともあってか、観光客数はやや少ないと感じられた。泰康路を挟んで、南側には大型商業施設があるが、その地下の一部のエリアが改装工事中であることも、観光客数に影響しているのだろう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42399221