共和党議員、米中ハイテク協定の廃止を求める

共和党議員、米中ハイテク協定の廃止を求める

共和党議員は、米中科学技術協力に関する数十年間の歴史を持つ米中協定を更新しないようアメリカ国務省に要請しました。 中国はこの協定を自国の軍事支援に利用しようとしている、と海外メディアは6月27日に報じました。この協定は、中国とアメリカが国交を樹立した1979年に調印され、それ以来約5年ごとに更新してきました。 中国の軍事力強化とアメリカの科学的・商業的成果の盗用に対する懸念から、8月27日に期限を迎える科学・技術協力協定を継続すべきかどうかが問われています。 下院中国特別委員会のマイク・ギャラガー委員長を含む共和党議員は、アントニー・ブリンケン国務長官に宛てた書簡の中で、この協定を破棄すべきだと述べました。 同委員会は、「中国は学術研究者、産業スパイ、強制的な技術移転、その他の手段を用いて主要な技術で優位に立ち、むしろ中国人民解放軍の近代化に貢献してきました。 この”軍民融合”のやり方から、中国は今後もSTA協定に結ばれたパートナーシップを利用し、軍事的目的を最大限に発揮させ、場合によってアメリカの主権を弱体化させようとする機会を求め続けることを示唆しています。」と指摘しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42425798