若者の大量失業が政治危機を招く

若者の大量失業が政治危機を招く

中国マクロ経済フォーラムで、「2023年中期中国マクロ経済分析・予測報告」を発表しました。この報告書では、中国本土では、16~24歳の若年層の失業率は、今年に入ってから上昇を続けており、5月には、さらに過去最高の20.8%に達したとのことです。若者の失業は、単なる「周期的」な問題ではなく、「体系的、傾向的」なものともされており、大卒者の数が今年1,100万人を突破したことで、今年の第3四半期には若者の失業問題が悪化すると見られています。また、研究者は、失業は「広範な社会問題」になる可能性が高く、「現在、約4、5世帯に1世帯は失業者がいる」と述べています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42447888