中国のデカップリングが進むなか、独は印欧貿易協議を積極的に推進

中国のデカップリングが進むなか、独は印欧貿易協議を積極的に推進

7月19日、ドイツのハーベック副首相兼経済大臣がインドを訪問しました。 その目的は、インドとの新たな協力関係を模索し、中国による経済的締め付けから一刻も早く解放されることでした。 中国のサプライチェーンへの依存を減らすことは自由社会の共通の認識となっており、このプロセスを加速させるために、インドが中国に代わる最良の選択肢となっています。 EUとインドとの自由貿易協定の交渉は何年も放置されていましたが、中国のサプライチェーン脅威が突然強まったことで、EUとインドとの貿易協定交渉の再開が突然、欧州にとって重要な選択肢のひとつとなりました。 欧米諸国は、中国に対して「脱リスク」しているだけであり、「デカップリング」しようとしているわけではないと繰り返し強調していますが、これらの措置やプロセスが中国を刺激することなく、最終的な「デカップリング」を実現するための布石となる可能性もあります。 インドと東南アジア諸国は、このプロセスにおける重要な役割を担っています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42521425