フィオナ_いつもの通り_202308041559.heic
- 2023/08/04 19:00:00 投稿
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はじめまして。3-7と申します。Twitter→ https://twitter.com/_3no7Illustration: キリエルイpiapro→ https://piapro.jp/XUB2792HSU 『フィオナ_いつもの通り_202308041559.heic』Inst→ https://piapro.jp/t/iNNe 歌詞夢を見たんだ午後七時トラックの低いクラクション痛みを感じるまでもなく安い命を捨てる僕を知らない天井を見た横には誰もいない僕は何をしていたのだろうかただただ時間は過ぎ退屈な僕は部屋を歩き回るそれからしばらくしてスマホをみつけた僕は写真に残った薄い記憶に面影を見た午後六時写真の中の誰かは消えそうなくらい姿は淡い白い白い髪が頬を伝う走り出した僕は何も覚えてないけれど何かを失ったような気分だったそれだけ。走る僕は夕日の赤さがいやに痛く感じて逃げるように隠れるように急ぐ白い白い綺麗なそれが赤い赤い色に染まるそれが嫌だから逃げた気づけばここに。なんとなく避けてた東通り面影に誘われ歩く夜と迫る警音白い輪郭を鮮明に――思い出した。あの日、午後七時、トラックの低いクラクション。僕をかばおうとする君が飛び込んだ。君の白い髪で遮られた視界。君の言葉が少し聞こえる。「きっとあなたは生きていける。」と。「ずっとあなたを好きです。」と。