【百獣海賊団】ギア5vs百獣のカイドウ

【百獣海賊団】ギア5vs百獣のカイドウ

1072話尾田氏「反感を買ってもいいと思って、めちゃくちゃふざけて描いたんです。僕はとにかくバトルでふざけたいんですよ。アシスタント時代から、漫画の記号みたいな表現が、どんどん無くなっていくって話をしてたんです。例えば、登場人物が何か思いついたら電球のマークがつくとか、走る時に足がぐるぐる車みたいになるとか。」青山剛昌氏「はいはい。目が飛び出すのとか。」尾田氏「僕、そういう記号みたいな表現が大好きだったんですけど、描かれなくなってきましたよね。せっかく先人たちが色んな公式を作ってくれたのに誰も描かない。バトル漫画って、ファンの期待に応え続けるとどんどん深刻になっていくんですよ。それが昔っから嫌いだったんです。だから僕は絶対に最後に深刻な漫画になりたくない、ふざけたいって決めていて、それがやっとできたんです。だからこれを描いてる時は、すっごい楽しくて。」「イメージとしては急に『トムとジェリー』を描いたと思ってください。でも実際に描いてみて難しいなと思ったのが、『トムとジェリー』はそれぞれお互いがいて成り立つ世界なんですよね。バトルでルフィ1人がふざけてみたところで、戦っている相手はそうじゃないというのは、なかなかの温度差があって苦しみました。だけど今回は描ききった感じがします」───週刊少年ジャンプ2022年34号

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42637374