周易と漢字の秘密(創作時の設計図?)は、今から約3000前に存在し、その500年後、1000年後、そして2000年後にも、重大な秘密や真相の一部は世間に公表されていたのです。私が最も参考にできたのは、現在から約千年前の宋代の易資料(宋易で初めて公表された図の一つ)でした。その第一号(1988年頃取得)は、伏羲六十四卦方位図(宋代作と断定されている図)によって、この謎解きは大きく前進できたのです。その図との出会いこそが、行き先も判らず単独航海に出たあと、正しい進路を示す羅針盤になってくれました。それなしには、謎解きの挑戦者はすべて行き先不明のままの航海を一生続けるか? いつかどこかにたどり着けるかもしれないとの漂流モードに入るか? または完全に諦めて引き返すくらいしかなかったのです。