(W8) 宇宙の中心、そこからの通路、タマとシヰ、ヒト、息、そして言葉

(W8)  宇宙の中心、そこからの通路、タマとシヰ、ヒト、息、そして言葉

ヲシテ文献における、宇宙、その中のヒト、そして言葉の関係について、ごく簡単に述べておく。ヲシテ文献では、人間を、ひと(ヒト)と呼んでいる。 ひと(ヒト)とは何だろうか? まず、宇宙の中心を「ア モト」と呼ぶ。ア(宇宙)のモトである。「ア モト」から「ア クタ」を通して、「タマ」が下されてくる。「ア クタ」は「ア モト」から地上への通路とか経路のようなもののようである。かりに漢字をあてると「管」が近い。 地上に下されてきた「タマ」が、「シヰ」というものと結びつくことで、「ヒト」が生まれてくる。「シヰ」というのは、必要不可欠な生命活動を行う生命維持機構のことである。なお、「タマ-シヰ」は、漢字にあてると、「魂(タマシイ)」と一語になっている。しかし、ヲシテ文献では、「タマ」と「シヰ」とは、まったく別のものである。 ひと(ヒト)について簡単にまとめると、「ひ」(ヒ)は生命である。「ひ」(ヒ)が地上にとどまることを「と」(と)と呼ぶ。生命が地上にとどまることで、「ひと」(ヒト)になるわけである。 そして、ヒトに対して音声が授けられる。すなわち、「ア モト」から「ア クタ」を通して、「息」がもたらされる。この息が、シヰ(生命維持機構)の一部である喉を通ることで、音声となってヒトの体から出されてくるわけである。 ヒトは、自然環境を観察した結果をヲシテ文字として表現する。これとともに、ヒトは、自然環境への身体的な働きかけをヲシテ文字として表現する。  

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42846605