コロナの解毒剤「ヒドロキシクロロキン」(1-1)

コロナの解毒剤「ヒドロキシクロロキン」(1-1)

ヒドロキシクロロキンは、聞き慣れない薬かもしれませんが、その歴史は古くさかのぼります。かつて、ヒドロキシクロロキンは「キニーネ」として知られていました。キニーネに関する最古の記録は南米に存在し、記録に残る以前から使用されていました。伝説によれば、熱で喉が非常に渇いたインディアンが、キナノキの横の地面にある水を飲んだところ、非常に驚いたことに熱がすぐに下がったとされています。1638年には、スペインの伯爵夫人がペルーでマラリアによる高熱を、キナノキの樹皮の灰から作った水を飲むことで治癒しました。その後、伯爵夫人はキナノキの樹皮をスペインに持ち帰り、ヨーロッパに紹介されました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42881075